ニートの原因
ニートの原因には,大きく分けると,社会的な要因と個人的な要因があると言われています。そのうち,ニート人口増加の大きな原因は,社会的要因であるとの指摘が多くされています。
ニートになる若年層の雇用状況を考える上では,街中やインターネットで氾濫している求人情報誌の存在を無視することはできません。求人情報で目につくのは,≪30歳くらいまで≫などの年齢制限と≪経験者優遇≫といったスキルを要求する求人。つまり,企業側が求めているのは,高いスキルを持った若年層ということなのです。しかし,厳しい年齢制限を満たし,しかも経験者である若者の比率はそれほど高くないというが現状です。
ニート人口の大半は≪ゆとり教育≫により,教育時間が大幅にカットされ,学力低下が指摘されている世代でもあり,企業側の望む人材からは大きな差があると言えます。
ニートの原因は,企業側の高い要求についていけず,特に特技を持たない若年層が就労意欲を削いでしまうことが大きな一因なのかもしれません。
ニートになる原因
ニートになる原因は,社会的要因だけでなく,各個人の心理的要因や家庭的要因もあると言われています。
ニート経験のある人の中には,子供の頃から甘やかされて育ったために,苦しみに対して心が弱くなってしまい,就労というハードルを越えることができずに引きこもりを始めてしまった人が多くいます。また,将来に対する期待や希望を持つことができずにあえて働く気力を持つことができない人や,学校や家庭において子供の頃から指図されるばかりで自分で考える力を養えないような教育をずっと受け続けていたために,大人になっても自主性や主体性を持つことができず,親から自立できなくなっているというパターンもあります。
ニートになる原因を絶つには,社会的な対策はもちろんのこと,各家庭においても子供の自立を意識した教育をなすことが必要といえるでしょう。